ボルボ144を紹介する写真

ボルボ144。 大面積のガラスや3つのサイドウィンドウなどの機能を備えた、真に時代を超越したデザイン。

1966年8月、ボルボは4ドアセダンの新型車として144を発表しました。1974年までボルボの量産モデルを代表する一台であり、まったく新しいシリーズの始まりとなったモデルです。

144のスタイリングは、まさに時代を超越したものでした。改良を重ねた後継モデルが1990年代に入ってもなお販売され続けたという事実が、その普遍性を裏付けています。デザイン上では、3面のサイドウインドーを含めて最大限に広げられたガラスエリアが特徴です。

144はラゲッジコンパートメントが大きく、キャビンも非常にゆったりとしています。安全面においても、144には数多くの新しい機能や装備が盛り込まれました。フロントとリアに衝突エネルギーを吸収するゾーンを設けたボディ構造、各ブレーキ回路が3つのホイールを制御する独自のブレーキシステムはその一例です。ブレーキそのものには4輪ディスクが採用されています。インテリアでは、鋭利な部品を排除するとともに、運転席と助手席にはシートベルトが装備されました。

技術仕様
モデル: 144
生産年: 1966~1974年
生産台数: 523,808
ボディ: 4ドアサルーン
エンジン:直列4気筒OHV 1,778cc 84.14×80mm 75または90HP、および1,986cc 88.9×80mm 最高出力は複数仕様が存在

トランスミッション:4速マニュアル、電動オーバードライブ付き4速マニュアル、3速オートマチック

ブレーキ:4輪油圧式ディスク

サイズ:全長=464cm、ホイールベース=260cm