ボルボ440。 スポーティなコンパクトカー。
440の発表は1988年。そのため当初2年間は340と並行して生産され、340の生産が終了すると440はその姉妹車である460とともに、ボルボのラインナップにおけるコンパクトカーのポジションを任されることになりました。
440の基本的な技術構成とレイアウトは、スポーツクーペの480と共通です。すなわち、スポーツモデル向けの横置きエンジンと前輪駆動を搭載し、もちろん480の優れたハンドリングとロードホールディングという特徴も受け継いでいました。
モデルライフを通して、440には1.6リッターから2.0リッターまでのさまざまなエンジンが搭載されています。とはいえいずれもOHCの4気筒であり、同じシリーズのエンジンをベースに開発されたものでした。
440は5ドアハッチバックで、後端がスポイラーのようにデザインされたテールゲートを採用していました。300シリーズで有名になった、あの造形です。
1994年モデルで440は外観が大きく変更され、ひとまわり大きい850シリーズのイメージに近づきました。
技術仕様
モデル: 440
生産: 1988~1996年
生産台数: 460,822
ボディ: 5ドアハッチバック
エンジン: 直列4気筒OHC 1,596cc、1,721cc(ターボ付きまたはなし)、1,794ccまたは1,998cc、直列4気筒OHC 1,870ccターボディーゼル
トランスミッション:5速マニュアル、4速オートマチック
ブレーキ: 油圧式、フロントディスクブレーキ、リアドラムまたは4輪ディスク
サイズ:全長=431cm、ホイールベース=250cm
車づくりにおいて、Volvo Carsがその長い歴史を通じて常に最優先してきたもの。それは安全性です。そして、常に未来に目を向ける私たちは今、最高水準の安全性に加え、将来的に電気自動車メーカーへ完全移行するという大きな目標を掲げています。目標達成に邁進する私たちに、ぜひご期待ください。それでは現在のボルボのフル エレクトリックモデル、プラグインハイブリッドモデル、そしてファミリーカーのラインナップをご紹介します。