ボルボ940セダン。 標準装備の3点式シートベルトと調整可能なリアヘッドレストを導入。
940/960シリーズは1990年秋に発表されたモデルです。740の後継モデルであったものの、940が発売された当初は先代も740GLとして継続生産されていました。搭載エンジンは940も960も共通で、4気筒ガソリンまたは6気筒ディーゼルターボが用意されました。
940には数多くの新しい安全装備も採用されています。上位モデルの960とともに、3点式イナーシャリール内蔵巻き取り装置付きシートベルト、後席中央の調整式ヘッドレストなどは世界に先駆けて標準装備され、リアシートのセンターアームレストに組み込まれる一体型チャイルドシートもオプション選択できました。
このような安全性能へのこだわりが評価され、940は数多くの国際的な賞を受賞しています。なかでも“Prince Michael Road Safety Award(マイケル王子交通安全賞)”と『Autocar & Motor』誌の安全性部門における最優秀賞は、特筆すべき点です。
技術仕様
モデル: 940セダン
生産: 1990~1998年
生産台数: 246,704
ボディ: 4ドアセダン
エンジン: 直列4気筒OHCユニット、1,986cc、88.9 x 80mm、直列4気筒OHCユニット2,316cc(ターボチャージャー付き/なし)、直列6気筒OHC 2,383ccターボディーゼル
トランスミッション: オーバードライブ付き4速マニュアルまたは5速マニュアルまたは4速オートマチック
ブレーキ: 4輪油圧式ディスクブレーキ
サイズ: 全長487cm、ホイールベース277cm
車づくりにおいて、Volvo Carsがその長い歴史を通じて常に最優先してきたもの。それは安全性です。そして、常に未来に目を向ける私たちは今、最高水準の安全性に加え、将来的に電気自動車メーカーへ完全移行するという大きな目標を掲げています。目標達成に邁進する私たちに、ぜひご期待ください。それでは現在のボルボのフル エレクトリックモデル、プラグインハイブリッドモデル、そしてファミリーカーのラインナップをご紹介します。