Volvo P220 Amazon Estate 米国製ステーションワゴンから着想を得たデザイン。
アマゾン121/122Sをベースにしたエステートバージョンといえるモデルです。デビューは1962年2月。場所はストックホルムのモーターショーでした。このバリエーションモデルを皮切りに、ボルボは同系列のモデルで今までになく多彩な車種を展開するようになっていきます。
P220は4枚のドアとテールゲートを備えており、テールゲートには分割構造を採用して上下に開く仕組みを取り入れていました。このデザインは、米国製ステーションワゴンからインスピレーションを得たものです。
P210のすぐ隣で生産されることになったP220は、北欧以外の市場で大きく需要を伸ばします。このモデルでは、ビジネスユースよりもファミリーユースを重視したエステートという設計思想を、一段と深化させました。ボルボがエステートの一流メーカーとしての地位を築くうえで、P220が重要な役割を果たしたことは間違いありません。
技術仕様
モデル: P 220アマゾンエステート
バリエーション: P 221、P 222(スポーツ)
製造年: 1962～1969年
生産台数: 73,169
ボディ: 4ドアエステート
エンジン: 4気筒、直列、オーバーヘッドバルブ、1,778cc、84.14 x 80mm、75または90 または95bhp、後に1,986cc、88.9x80mm、90 hp。
トランスミッション：フロアレバー式4速マニュアル（オーバードライブ付き/なし）、コラムレバー式3速オートマチック
ブレーキ：4輪油圧式ドラム、フロントディスク（後期型）
サイズ：全長＝449cm、ホイールベース＝260cm
車づくりにおいて、Volvo Carsがその長い歴史を通じて常に最優先してきたもの。それは安全性です。そして、常に未来に目を向ける私たちは今、最高水準の安全性に加え、将来的に電気自動車メーカーへ完全移行するという大きな目標を掲げています。目標達成に邁進する私たちに、ぜひご期待ください。それでは現在のボルボのフル エレクトリックモデル、プラグインハイブリッドモデル、そしてファミリーカーのラインナップをご紹介します。
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