ボルボPV444。 ボルボがセパレートフレームのないモノコックボディを採用した最初のモデルです。
平和でよりよい時代の到来に対する願いを込めて、1944年9月、ボルボはストックホルムで開かれた大規模なボルボ展示会において、PV444を発表します。1927年に生まれたボルボ第1号車のÖV4と同じ4,800クローナという、非常に魅力的な価格設定でした。
米国車のスタイリングに影響を受けた外観のPV444のボディには、ボルボ初となるモノコック構造を採用されていました。また、安全面の向上において重要なイノベーションとなる、ラミネート加工を施したフロントウインドーも装備。反響は非常に大きく、当初の生産予定は8,000台であったにもかかわらず、PV444がPV544にモデルチェンジするまでに200,000台近くが生産されることになりました。ボルボ初のコンパクトモデルとして導入されたPV444は、経営面から見れば生産体制を飛躍的に向上させたモデルでもあるのです。
技術仕様
バリエーション: A/AS B/BS/BQ/BQS C/CS/CQ/CSQ D/DS/DQ/DSQ E/ES H/HS/HE K/KS/KE L/LS
生産年: 1946~1950年
生産台数: 196,005
ボディ: 2ドアサルーン
エンジン: 直列4気筒: 1,414または1,583cc、40-85bhp。
トランスミッション:フロアレバー式3速
ブレーキ:4輪油圧式ドラム
サイズ:ホイールベース=2,600mm。
車づくりにおいて、Volvo Carsがその長い歴史を通じて常に最優先してきたもの。それは安全性です。そして、常に未来に目を向ける私たちは今、最高水準の安全性に加え、将来的に電気自動車メーカーへ完全移行するという大きな目標を掲げています。目標達成に邁進する私たちに、ぜひご期待ください。それでは現在のボルボのフル エレクトリックモデル、プラグインハイブリッドモデル、そしてファミリーカーのラインナップをご紹介します。
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