Volvo PV831〜834 乗り潰すことなど事実上不可能と評された耐久性。
1950年、ボルボはPV800シリーズとして販売されていたタクシー用モデルをアップデートします。新型車の特徴は、フロント部分のデザインにありました。車高が低く抑えられ、ヘッドライトがフロントフェンダーに埋め込まれるように取り付けられたのです。
ニューモデルのPV830は、1953年に登場しました。販売先として想定していたのは、VIPを送迎する際の高級車を必要とする大企業です。スタイリングを際立たせるエクステリア上の大きな特徴はボディカラーで、マルーンメタリックまたはダークブルーが選ばれていました。
インテリアの表皮には、上質なファブリックを採用。リアシートには格納式のセンターアームレストがあり、フロアにはテキスタイルのカーペットが敷かれていました。ラジオも標準装備です。
PV830はタクシーとしてさえ乗り潰すのは事実上困難なほどの丈夫さを誇り、実際に数台ではありますが、1980年代まで使用されていたほどです。
PV800シリーズはタクシー以外にも、救急車やエステートカー、ミニバンとしても利用できるように、シャシーのみでも販売されました。
技術仕様
モデル: PV 831-4
バリエーション: PV 831 (ガラス分割付きタクシー) PV 832 (ガラス分割なしタクシー) PV 833シャーシ PV 834シャーシ、拡張
生産年: 1950~1958年
生産台数: 6,216
ボディ: 7人乗りまたは8人乗りのタクシーまたはシャーシは、救急車などの任務を対象としています。
エンジン:直列6気筒サイドバルブ 3,670cc 84.14×110mm 90HP/3,600rpm
トランスミッション:コラムレバー式3速マニュアル
ブレーキ: 4輪油圧式
サイズ:
その他: ホイールベース3,250mmまたは3,550mm。
車づくりにおいて、Volvo Carsがその長い歴史を通じて常に最優先してきたもの。それは安全性です。そして、常に未来に目を向ける私たちは今、最高水準の安全性に加え、将来的に電気自動車メーカーへ完全移行するという大きな目標を掲げています。目標達成に邁進する私たちに、ぜひご期待ください。それでは現在のボルボのフル エレクトリックモデル、プラグインハイブリッドモデル、そしてファミリーカーのラインナップをご紹介します。
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