Volvo TR671-9 7人乗りのタクシー専用車として製造された最初のボルボ車。
1930年3月、ボルボはタクシー専用車として、初の7人乗りモデルを導入しました。TR671〜679の名称が割り当てられたこれらのモデルには、PV651〜PV655と比較してホイールベースが長く、装備品が異なるという特徴があります。
また、TR671〜674はPV650〜652をベースにしていましたが、TR675〜679はPV653〜655のほうに近いモデルでした。
外観については、ハイルーフ仕様のため背が高いTR676を除き、ボディが長めであること以外は一般的な乗用車モデルそのものです。
このシリーズには、ボルボからボディ付きで納車される完成車両に加え、特殊ボディを架装できるようにシャシーだけの仕様も用意されていました。
技術仕様
モデル名:TR671〜679
バリエーション:TR671(TRS=ガラスパーティション付き都市向けタクシー仕様)、TR672(TRL=ガラスパーティションなし地方向けタクシー仕様)、TR673(ガラスパーティション付き)、TR674(ガラスパーティションなし)、TR675シャシー、TR676(ガラスパーティション付き都市向けハイルーフ型タクシー仕様)、TR677シャシー、TR678(ガラスパーティション付き地方向けロールーフ型タクシー仕様)、TR679(ガラスパーティションなし地方向けロールーフ型タクシー仕様)
生産期間:1930〜1935年
生産台数:845台
ボディ形状:タクシー仕様、救急車仕様、特殊ボディ架装用シャシー
エンジン:直列6気筒サイドバルブ 3,010cc 76.2×110mm 55HP/3,000rpm、または3,266cc 79.4x110 mm 65HP/3,200rpm
トランスミッション:フロアレバー式3速マニュアル
ブレーキ:4輪油圧式
サイズ:ホイールベース=3,100mmまたは3,250mm
車づくりにおいて、Volvo Carsがその長い歴史を通じて常に最優先してきたもの。それは安全性です。そして、常に未来に目を向ける私たちは今、最高水準の安全性に加え、将来的に電気自動車メーカーへ完全移行するという大きな目標を掲げています。目標達成に邁進する私たちに、ぜひご期待ください。それでは現在のボルボのフル エレクトリックモデル、プラグインハイブリッドモデル、そしてファミリーカーのラインナップをご紹介します。
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