新型ボルボEX30 Cross Country - クルマというより、ひとつの体験

皆さんご存じのボルボEX30は、スウェーデンの伝統的なシナモンロールに匹敵するほどの人気を誇る電気自動車の小型SUVです。本日は、そのEX30をベースにした待望の最新モデル、EX30 Cross Countryをご紹介します。

冬のスウェーデンのキャビン近くに駐車されたボルボEX30 Cross Country。リフトアップされたサスペンションとオールテレーンタイヤによるたくましいスタイリングを特徴とする、アウトドアアドベンチャーに最適なモデルです。

スウェーデンの自然の中に佇むキャビンのそばで、次の冒険に備えるボルボEX30 Cross Country。このタフな電気自動車のSUVは、都会的なスタイリングと悪路での走破性を兼ね備え、冒険を求める人にぴったりです。

私たちボルボは、スウェーデンで生まれました。深い湖、果てしなく続く森、雄大な山々、地球上で最も厳しい冬 ― そして今までで最も素晴らしく、最も楽しいクルマたちが生み出された地でもあります。そして本日、私たちは新型ボルボEX30 Cross Countryをお披露目するだけでなく、そのクルマにまつわるまったく新しい体験も発表します。

EX30 Cross Countryが、本日スウェーデン北部の人里離れた冬のキャビンで、アウトドア用品ブランドFjällräven(フェールラーベン)の担当者たちと暖炉前で談話をしながら発表されました。EX30 Cross Countryは、小さな電気自動車のSUVで大きな体験をしたい人のために設計されています。

EX30 Cross Countryは、EX30の成功したレシピを受け継ぎ、さらにタフな要素を加えています。混みあった都市を離れ、雨の日も晴れの日も、さらには辺り一面が雪や氷に覆われた日でも冒険を楽しみたいと願う人にとって完璧なクルマとなっています。

「私たちは25年以上前に最初のCross Countryを発売しました。この丈夫で全天候型というコンセプトは、ボルボブランドの中核をなすものです」とボルボ・カーズCEO、ジム・ローワンは述べます。

ボルボ・カーズCEOであるジム・ローワンは、「私たちは25年以上前に最初のCross Countryを発売しました。この丈夫で全天候型というコンセプトは、ボルボブランドの中核をなすものです。スウェーデンの冬は厳しいですが、私たちはマイナス20度という気温の中でも、外に出て素晴らしい自然を探索し、冬を最大限に楽しんでいます。だからこそ、EX30 Cross Countryのお客様には、単にクルマとしてではなく、充実した体験をお届けしたいのです。」と述べています。

私たちは、「Cross Country」は単なるクルマではなく、ひとつの体験であるべきだと考えています。そこで、EX30 Cross Countryを購入されたお客様へ、新しいエクスペリエンス・パッケージの提供を開始します。このパッケージでは、大自然を探索する際にクルマが持つポテンシャルを最大限に引き出すためのアクセサリー、ギア、情報へのアクセスを提供します。

都市部から山道まで – 能力に見合ったスタイル
小型SUVであるEX30 Cross Countryは、市街地に最適です。電気自動車で、最大航続距離427km(欧州参考値)、テールパイプからの排出がゼロで、わずか26分で10%から80%への充電が可能です。さらに、このクルマは、EX30が普段走っている環境から別の環境へとシームレスに走行できる、いくつかの追加機能も備えています。

例えば、悪路走破性を高めるために、標準のEX30よりも車高を高くしています。また、専用の大径ホイールを装備し、オプションで18インチのオールテレーン アクセサリータイヤを装着できるため、いつもの郊外へのドライブがより快適になります。

もちろん、EX30 Cross CountryはAWD(全輪駆動)のため、郊外での生活につきものの、滑りやすく厳しい路面状況にも難なく対応できます。

Cross Countryシリーズの最初のモデルは1997年に登場しました。スカンジナビアの厳しい気候に対応する設計されたCross Country車は、ぬかるんだ道や足首まで埋まる雪道から高速道路まで、さまざまな路面状況で優れた性能を発揮します。つまり、ボルボのドライバーが期待する快適性と利便性を備えています。

人里離れたキャビンの前に停められたボルボEX30 Cross Country。走破性に優れる全輪駆動システムと、タフなデザイン要素をちりばめたエクステリアが際立ちます。

厳しい冬と険しい地形にも対応する電気自動車のSUV、ボルボEX30 Cross Countryで、大自然を探検しましょう。

EX30 Cross Countryは、日常での走行性能を第一に考えながらも、より多様な条件下で優れた性能を発揮するようデザインされています。もちろん、優れた性能を発揮しながら、見た目の美しさも兼ね備えています。

クルマのフロントシールドとトランクリッドには特別なダークカラーが採用され、フロントには多くのデザイナーがインスピレーションを受けたスウェーデンの北極圏にあるケブネカイセ山脈の地形を表現したユニークなアートワークが施されています。厚みのあるフロントとリアのスキッドプレートとホイールアーチ・エクステンションがよりタフな外観を完成させ、このクルマが大自然の荒々しい環境にも対応できることを際立たせています。

ボルボに期待される機能性と安全性
EX30 Cross Countryの車内は非常に機能的で、オリジナルのEX30を発表した当初から大ヒットに導いた、優れたテクノロジー、収納、デザインのすべてを備えています。ドアには大きな収納スペースが設けられており、これは、ドアからスピーカーを無くし、ダッシュボード上のサウンドバーに組み込んだことで実現しました。

運転席と助手席の間にある中央の収納スペースは、朝のコーヒーやトラベルマグを置くカップホルダーとしてスライドさせることができ、さらに多くのものを収納したい場合は元の位置に戻すことができます。運転席と助手席の間のフロアにも大きな収納スペースがあります。グローブボックスにはセンターコンソールの下にあり、運転席と助手席の両方から簡単に出し入れできます。

後部座席の同乗者には、センタートンネルの下からスライド式で取り出せる便利な収納ボックスが用意されています。このボックスは取り外して洗うこともできるので、ゴミ箱としても使用できます。トランクリッドには、収納できる荷物の大きさを正確に把握できる便利なガイド「Will it fit?」が付いています。

ボルボの他の新型車と同様、EX30 Cross CountryにはGoogleが搭載されています。つまり、世界最高のマッピングシステムのひとつであるGoogle Mapsをはじめ、さまざまなGoogleアプリが標準装備されているのです。これまで以上に簡単に、人里離れた自然の中でも目的地を見つけることができます。ボルボEX30アプリを使えば、暖かいクルマにすぐに乗り込めるように、大自然を探索しながらでもクルマのコンディションをあらかじめ調整することができます。

そして当然のことながら、EX30 Cross Countryは、ボルボ車に期待される安全性を備えています。万が一の事故に備えてボルボの高い安全基準を適用していますが、それだけでなく、複数の優れた技術によって衝突事故を未然に防ぐことを目指しています。ブレーキとステアリングのサポート機能は、対向車や歩行者、自転車との衝突回避をサポートし、ドライバー・アラート・コントロールは、ドライバーが注意力散漫になっていたり、疲労を感じていると判断すると、注意を促します。

体験を享受する
Cross Countryのコンセプトを実生活でより体感していただくために、「クロスカントリー・エクスペリエンス」も立ち上げます。このプログラムは、具体的で実感できるメリットを提供することで、あなたの内なる冒険心をさらに引き出します。つまり、EX30 Cross Countryのオーナーには、さまざまなオーダーメイドの特典が用意されています。専用のアクセサリーパッケージ「クロスカントリー・エクスペリエンス」は、ロードキャリア、ルーフバスケット、18インチのオールテレーンタイヤ、マッドフラップ*などが割引価格で購入できます。

プログラムについては、今後さらに詳しい情報を発表していく予定です。

「私たちは、多くの人々が自然に親しむ方法を探していることを知っています。だからこそ、新しいクロスカントリー・エクスペリエンスで、これらのモデルを中心としたエコシステムを構築し、冒険を楽しむお客様をサポートしていきたいと考えています」 とジム・ローワンは述べています。

つまり、新型ボルボEX30 Cross Countryは、安全、快適性、性能を兼ね備えた冒険心あふれるオールロードカーです。ボルボEX30 Cross Countryは、一部の市場で注文の受付を開始し、納車は今年の春後半からの予定です。

注記



シェアする