2024年3月15日
ボルボの新型EX30は、ボルボのEVの中で最少のカーボンフットプリントを実現しています¹。これは、発表したばかりのEX30のライフサイクルアセスメント(LCA)レポートにより実証されました。
ボルボEX30(クラウドブルー)
私たちの最新のサステナビリティの目標は明確で、2040年までに温室効果ガス排出量をネットゼロにし、循環型ビジネスになることです。
重要なのは、私たちの車のラインナップを完全に電動化することです。その際、私たちは車が環境に与える影響について透明性を保つことを約束しています。
そこで、ボルボEX40、C40 Recharge、そして今回のEX30という3つのEVすべてのカーボンフットプリントに関する包括的なライフサイクルアセスメント(LCA)レポートを完成させました。これらのレポートを一般に公開することで、お客様が次のEVを選択する際に十分な情報に基づいた意思決定をおこなう一助となることを願っています。
「EVへの移行は気候変動を抑制するための鍵となりますが、排出量をさらに削減するには、その課題に関する透明性を高める必要があります」と、ボルボ・カーズの気候変動対策責任者であるヨナス・オッターハイムは述べています。「EX30のカーボンフットプリントを調査し、その主要因となる素材やプロセスを特定することで、私たちがよりサステナブルな企業になるための意思決定に役立てるだけでなく、業界全体にも貴重な洞察を提供することを目指しています。」
ボルボ最小であるEVのSUVの温室効果ガス排出に要因となる主な素材とプロセスを明らかにしている、EX30のLCAレポートは、こちらからご覧いただけます。このレポートは、原材料の採掘と精製から、廃車になるまでのすべてのライフサイクルをカバーしています。
レポートでは、ボルボEX30は、これまでのボルボのEVの中で最もカーボンフットプリントが少ないことが示されています¹。カーボンフットプリント総排出量は23トンで、XC40 ICE(内燃エンジン搭載車両)よりも約60%削減されています。この数字は、ヨーロッパの電力ミックスでの充電電力を使用して20万キロを走行した結果に基づいています。
細部にこそ真実が詰まっているので、レポートの詳細をもう少し掘り下げてみましょう。