このバッテリーは車両モデルに固有の電気系統および機能に電力を供給できる容量です。通常、このバッテリーの充電は高電圧バッテリーによって維持されます。
バッテリーの取り扱い
- エンジン作動中は、絶対にバッテリーの接続を外さないでください。
- バッテリーの配線が正しく、確実に接続されているか確認してください。
- バッテリーがテンションバンドを使用して固定されている場合は、テンションバンドが確実に締まっていることを確認してください。
重要
バッテリーを交換する場合は、既存のバッテリーとサイズ、冷間始動性能およびタイプ(バッテリーのラベル参照)が同じバッテリーと交換してください。ボルボでは、バッテリーの交換にボルボ指定のサービス工場を利用することを推奨しています。
注意
12Vバッテリーの接続を外した場合、自動開閉機能を正しく作動させるためにはリセットが必要です。ピンチプロテクションが作動するためにはリセットすることが必要です。
注意
- バッテリーの内部には、非常に引火性の高い酸素と水素の混合ガスが発生しています。ジャンパーケーブルを正しく接続しないと、火花が発生し、バッテリーが爆発するおそれがあります。
- バッテリーの電解液には腐食性の強い希硫酸が使用されており、触れると重度のヤケドを負うおそれがあります。
- 電解液が目、皮膚または衣服に付着した場合は、ただちに大量の水で洗い流してください。目に入った場合は、すぐに医師の診察を受けてください。
- バッテリーの近くでは絶対に喫煙しないでください。
12Vバッテリーの耐用年数と容量
バッテリーの耐用年数は、放電回数や気候条件など、さまざまな要因の影響を受けます。車両を長期間使用しないと、自己放電によりバッテリーの充電残量が低下します。バッテリーが何回も放電されると、耐用年数に悪影響がおよびます。つねにフル充電された12Vバッテリーは耐用年数が最大になります。
位置
