車両後方を横切る交通に関するアラートは、ギヤがRまたはNになっているときにのみ利用できます。 この機能はリアレーダーの使用により横方向から接近してくる車両を検知して、パーキングビューにアラートを表示することができます。 アラート表示とともにアラート音が鳴ることもあります。
これらのアラートは主に、移動中の大きな乗り物(乗用車など)を対象として作動します。 好条件下では、小型の移動物体についても警告できる場合があります。
重要
運転者の責任
車両後方の交通に関するアラートは、安全運転のための補助機能です。 運転者がつねに注意を払い、安全運転に集中する必要性を軽減したり置き換えたりするものではありません。
ノート
横切る交通に対するオートブレーキ
別機能のリアオートブレーキが有効になっている場合、車両は後方で検知された交通との差し迫った衝突を防止または軽減するために、ブレーキをかけて介入することもあります。
検知ゾーン
ノート
駐車スペースからの後退時
駐車しているとき、お車の後端隅部にあるレーダーの側面の視界が遮られ、横方向の交通の検知に影響をおよぼすことがあります。 この現象は、お車の左右後端が隣の車両または物体よりも奥に入った状態で駐車しているときに発生します。 特に、斜めの駐車スペースに駐車しているときに顕著です。 しかし、駐車スペースから後退していくと、レーダーの視界が徐々に広がって検知できるようになります。 駐車スペースからの後退中に検知が遅れる、または検知ができない危険性を最小限にとどめるため、徐行運転を心がけてください。
条件と限界
- このアラートは、15 km/h (9 mph)未満で後退しているときにのみ利用できます。
- 車両がリアレーダーを無効にすると、この機能は自動的に無効になります。 これは、トレーラーが接続されている場合に起こります。 トウバーに取り付けられた、車両に電気的に接続されていないアクセサリーは、リアレーダーを無効にすることはありませんが、妨害する可能性があります。
- 車両後方の交通の検知は、リアレーダーによる検知に依存します。 かならずレーダー検知の限界に関する別の項をお読みください。
