車両の損傷
お車が損傷した場合、損傷の範囲と程度を特定して車両の安全な取り扱い方法を判断する必要があります。
損傷すると、車両が走行不能になったり、安全な走行ができなくなったりすることがあります。
お車が損傷した場合または駐車中に損傷を受けた跡がある場合、ボルボ指定のサービス工場にご連絡ください。 損傷により車両が走行不能になった、または車両の性能が著しく損なわれた場合、ロードサイド・アシスタンス・サービス(レッカーサービス)を利用して車両を移送する必要があります。
重要
軽度の損傷
お車は多くの不具合を自己診断できますが、検知できない種類の損傷もあり、損傷が招く結果を予測することもできません。 軽い衝撃で表面的な損傷にとどまったように見えても、損傷箇所の奥にあるコンポーネントが影響を受けていることがあります(バンパー後方のパーキングセンサーの位置ずれなど)。 したがって、損傷が軽度または表面的に見える場合でも、訓練を受けたメカニックが検査して損傷の全容を特定することが重要です。
走行不能な損傷
損傷の種類によっては、車両が走行不能になることがあります。 その中には、次のような種類の損傷があります。
- 衝突による損傷
- パンク
- ウインドスクリーンの損傷
- 冠水による損傷
- 機械的な不具合
衝突による損傷
衝突で一定以上の衝撃を受けると、車両はセーフティモードになり、レッカー車での移送が必要になります。
重要
激しく衝突した場合、可能であれば、車両の走行または移動を試みないでください。 車両が重大な交通障害を発生させる場合、車両が移動可能な状態であれば、例外として、車両を危険が回避できる近くの安全な場所まで移動させることができます。
冠水による損傷
冠水による損傷は、車両に恒久的な損傷を与え、その性能に深刻な影響を与える可能性があります。
重要
多くの場合、冠水による損傷を解決するには、単に車両を乾かすだけでは不十分です。 訓練を受けたメカニックが検査して損傷の全容と深刻度を特定することが重要です。
機械的な損傷
機械的な故障を防ぐための最善の方法は、使用目的に従い、お車を定期的にメンテナンスすることです。 お車の点検を継続して行なうことが重要です。