走行中にドライバーディスプレイにある警告灯が点灯したときは、ただちに安全な場所に停車し、オーナーズマニュアルに従って適切な処置を行なってください。
- 走行中の車の状態にも注意し、異音や運転感覚などの違いに気づいた場合は、すみやかに点検を受けてください。そのまま走行を続けると、重大な事故につながるおそれがあります。
走行中にエンジンが停止した場合は、安全な場所に停車してください。
- 特に高速道路などで停車する場合は、後続車両に十分注意してください。
- 走行中にエンジンが停止すると、ブレーキの倍力装置やパワーステアリング装置の倍力補助が正常に作動しなくなるので、ブレーキペダルの踏み込みが硬くなり、ハンドルが重くなります。
坂道で駐車する場合は、パーキングブレーキを確実にかけ、ギヤをP(パーキング)位置にします。
さらに急な坂道では、タイヤに輪止めをしてください。
強風で車が横に流されるようなときは、ハンドルを確実に握りスピードはひかえめに走行してください。
- 特にトンネルの出口や橋、土手の上、山の切り通し、大型車を追い越したり追い越されたりする場合、強い横風が発生しやすいので十分に注意してください。
走行中に路上の障害物によって、車の床下に衝撃を受けた場合は、安全な場所に停車し、各部に損傷がないかをかならず確認してください。
- そのまま走行を続けると、たいへん危険です。
走行中にタイヤがパンクした場合は、タイヤ、ホイールを損傷させないように徐々にブレーキをかけてゆっくり減速してください。
急ブレーキをかけると、ハンドルをとられてたいへん危険です。
水たまり走行後や洗車後は、ブレーキの効きが悪くなる場合があります。
- ブレーキペダルを軽く踏み、効き具合を確認してください。ブレーキの効きが悪いときは、しばらく低速で走行しながらブレーキペダルを軽く数回踏み、ブレーキを乾かしてください。
雨天時は路面が滑りやすくなっています。
急加速、急ブレーキ、急ハンドルを避け、スピードをひかえめにして走行してください。
- 積雪路や凍結路など、普段と異なる環境で走行する場合は、特に慎重に運転してください。
走行中は、エンジンを止めないでください。
- 走行中にエンジンを止めると、ブレーキペダルの踏み込みが硬くなり、ハンドル操作も非常に重くなって事故につながるおそれがあり危険です。
走行中は、ハンドルやシートの位置を調節しないでください。
- 走行中に調節すると、正しい運転操作ができず重大な事故につながるおそれがあり、たいへん危険です。
オーディオの音量はほどほどに
テレビやカーナビを見ながらの運転はおやめください。
- 過大な音量で聞いていると、緊急車両が近づいてもわからない場合があります。
- テレビやカーナビを見ながら、あるいは携帯電話を使用しながらの運転も事故につながるおそれがあり、たいへん危険です。また、道路交通法違反にもなります。
ブレーキペダルはアクセルペダルのように、右足で踏む習慣をつけてください。
- 左足でのブレーキ操作は、緊急時の反応が遅れるなど適切なブレーキ操作ができず、思わぬ事故につながるおそれがあります。
トンネル内を走行する際は、ヘッドライトを点灯し、速度を落として進入してください。
- 照明が暗いトンネルでは、進入直後に急に視界が悪くなる場合がありますので注意してください。また、トンネルを出た後は、ライトの消し忘れにも注意してください。
盗難やいたずらを未然に防ぐためにも、車両から離れる際はパーキングブレーキをかけ、かならずエンジンを停止してすべてのキーを抜き、すべてのウインドを閉めて、施錠してください。
- 車内に、貴重品を置いたままにしないでください。
悪路や未舗装路の走行は、十分に注意してください。
- タイヤ、床下、サスペンションなどを損傷し、さらには障害物に挟まれたり、ぬかるみにはまって脱出できなくなるおそれがあります。
- やむをえず走行する場合は、低速でゆっくり走行してください。
- 走行後、すみやかに車の点検を行なってください。
- AWD車といっても、万能ではありません。
けん引が必要な場合は、事故を起こさないように十分注意してください。
オーナーズマニュアルの「けん引」の項を参照してください。また、周囲の交通状況にも注意してください。
深い水たまりや、極端な冠水路を走行、また、突然の大雨などにより水しぶきを上げて走行した場合は、エンジンルーム内の電気配線やドライブベルト、タイミングベルトに水分が付着しているおそれがあります。
早めに点検を受けてください。
高速道路や自動車専用道路を走行中に故障したときなどは、急ブレーキをかけずに惰性で走行して路肩に車を止めてください。
- 故障やパンクで驚き、急ブレーキを踏むと、衝突されたりスリップするおそれがあります。
- 車を惰性で直進させて、路肩に止めてください。
- 前輪がパンクしたときは、ハンドルがとられてたいへん危険です。
- 路肩に停車したときは、後続車にわかるように、停止表示器材を置いてください。なお、夜間の場合は、非常点滅灯およびテールランプを点灯してください。
- 非常電話は1 kmおき(トンネル内は200 mおき)に設置されています。
- 近い場所の非常電話で通報しようとして、反対車線へ横断しないでください。
- 通報後は、かならず全員安全な場所に避難してください。