コンパス*

ルームミラー右上の部分に、車両の進行方向を表示するディスプレイが組み込まれています。

操作

P3-1420-Rearview mirror with integrated compass display
コンパス付きルームミラー

8種類の方位が、英語の略字で表示されます:N(北)、NE(北東)、E(東)、SE(南東)、S(南)、SW(南西)、W(西)、NW(北西)。

コンパスは、エンジンが始動すると、あるいはキー位置 II になると自動的に起動します。キー位置 - 各レベルでの機能を参照してください。コンパスを解除/起動するには、ミラー裏側のボタンをペーパークリップなどで押してください。

校正

コンパスが正しい方位を表示するように、校正が必要となる場合があります。

地球は地表の磁場により、15の地域に分けることができます。他の磁場ゾーンに移動する場合は、コンパスを校正し直すことが必要です。

以下に従って校正を実施します。
鉄骨を使用した建物や高圧送電線などのない、広く安全な場所(屋外)に停車します。
エンジンを始動し、すべての電気機器(エアコンディショナー、ワイパーなど)をオフにし、すべてのドアが閉まっていることを確認します。

 ノート

電気機器をオフにしておかないと、校正が失敗する、またはまったく始まらないおそれがあります。
ルームミラー下側のボタンをペーパークリップなどの細い物で約3秒間押したままにします。ディスプレイに現在の地域の番号が表示されます。
P3/P4-1517-Compass magnetic zones
磁場の分布
希望する地域の番号(1–15)が表示されるまで、ボタンを繰り返し押します。コンパス用の磁場分布図を参照してください。
ディスプレイに文字 C が表示されるまで待機するか、文字 C が表示されるまで(約6秒間)ルームミラー下側のボタンを押し続けます。
10 km/h (6 mph)以下の低速で、ゆっくりと円を描くように走行します。ディスプレイにコンパスの方位が表示されれば校正終了です。校正を微調整するために、さらに2周走行してください。
ヒーテッドウインドスクリーン装備車両*ヒーテッドウインドスクリーンの作動中に文字 C がディスプレイに表示された場合は、上記の6に従ってヒーテッドウインドスクリーンが作動した状態で校正を行ってください。ウインドスクリーンの曇りおよび霜の除去を参照してください。
必要に応じてこの手順を繰り返します。
  1. * オプション/アクセサリー。