歩行者との正面衝突事故の際、特定の条件が満たされると、車両前部のセンサーが反応して、システムが作動します。
PPSが作動すると、以下の動作が行なわれます。
- ボンネットの後部が持ち上がります。
- Volvo Assistance経由で自動アラームが送信されます。
センサーは速度が約25~50 km/h (15~30 mph)のときに作動します。
このセンサーは「人の足」の特徴を持つ物体との衝突を感知するように設計されています。
ノート
歩行者との衝突時と同様のセンサー信号を発生させる物体が、交通環境に存在する場合があります。このような物体と衝突したときに、システムが起動する可能性があります。
注意
フロント部分にアクセサリーを取り付けたり、変更を加えたりしないでください。フロント部分に不適切な変更がなされるとシステム内の機能の誤作動を引き起こすおそれがあり、深刻なケガや車両への損傷の原因となります。
ボルボでは、純正のワイパーアームや純正のパーツのみを使用するよう推奨します。
注意
ご自身でシステムの改造や修理を絶対にしないでください。ボルボ指定のサービス工場にお問い合わせください。システムへの作業に不具合があると、誤作動につながり、大ケガをするおそれがあります。
注意
車両の前部が少しでも損傷を受けた場合、システムが無傷であることを確認するために、ボルボ指定のサービス工場にご連絡ください。
ドライバーディスプレイのシンボル
シンボル | 意味 |
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PPSが作動しました。または、システムに不具合が発生しました。表示されている推奨事項に従ってください。 |
注意
システムが作動した後にボンネットで視界が遮られている場合、絶対に車両を運転しないでください。その代わりに、Volvoでは車両をけん引することをお薦めします。