AdBlue®1の取り扱い

AdBlueの大部分は水でできています(水:約67.5%、尿素:約32.5%)。この液体は可燃性ではありませんが、目や皮膚に刺激を与える可能性があるため、取り扱いには注意が必要です。

取り扱い時の注意事項

気化したものを吸い込んだり、目や皮膚に触れたりしないようにします。取り扱い時はできれば手袋を着用し、繊細な皮膚に刺激を与えないようにします。

 注意

応急処置:
  • 吸いこんだとき - 外に出て新鮮な空気を吸ってください。
  • 皮膚についたとき - その部分を石けんと流水で洗い流してください。
  • 目に入ったとき - ただちに大量の水で洗い流してください。
  • 飲み込んだとき - 口を十分にすすいでください。嘔吐を促さないでください。

不快感が解消されない場合、または大量に飲み込んだ場合、医師の診察を受けてください。

こぼしてしまったときの対処方法

床、車両、塗装面などにこぼれたAdBlueは、かならず大量の水で洗い流してください。液体が排水溝に流れないようにします。

保管

AdBlueはかならず元の容器をしっかりと閉めた状態で、-11 ℃ (12 °F)より高く、30 ℃ (86 °F)未満の温度下で保管します。直射日光が当たる場所には保管しないでください。

AdBlueは -11 ℃ (12 °F)で凍結しますが、溶ければ再度使用できます。

  1. 1 Verband der Automobilindustrie e.V. (VDA)の登録商標です。