歩行者エアバッグ*
歩行者エアバッグ(Pedestrian Airbag)は、特定の前面衝突の際、歩行者が受ける衝撃を軽減するのに役立ちます。
この歩行者エアバッグ(Pedestrian Airbag)はボンネットの下、ウインドスクリーン付近に装着されています。万が一、歩行者と前面衝突した場合には、フロントバンパー内のセンサーが反応し、衝撃の大きさに基づいてエアバッグが必要に応じて膨張します。センサーは車速が約20~50 km/h (12~30 mph)、外気温-20~+70 ℃のときに作動します。
このセンサーは「人の足」の特徴を持つ物体との衝突を感知するように設計されています。
ノート
歩行者との衝突時と同様のセンサー信号を発生させる物体が、交通環境に存在する場合があります。このような物体と衝突したときに、システムが起動する可能性があります。
エアバッグ(Pedestrian Airbag)が作動すると
- ボンネットの後部が上昇し、この位置でロックされます。
- 非常点滅灯が点滅します。
- ブレーキシステムが来るべき急ブレーキの準備をします。
注意
車両にエアバッグ(Pedestrian Airbag)が装備されている場合には、車両のフロント部分にアクセサリーを取り付けたり、変更を加えたりしないでください。フロント部分に不適切な変更がなされるとシステム内の機能の誤作動を引き起こすおそれがあり、深刻なケガや車両への損傷の原因となります。
ボルボでは、純正ワイパーアームの使用を推奨しています。ワイパーアームの部品もかならず純正部品をご使用ください。
注意
バンパーが損傷を受けたとき、システムが無傷であることを確認するために、ボルボ指定のサービス工場にご連絡ください。