塗装の損傷

塗装は車両を錆から守るために重要な役割を果たしていますので、定期的に点検してください。塗装面にもっとも多く見られる損傷は、飛石による傷、引っかき傷、フェンダーおよびドア、バンパーの傷などです。

塗装面の小さな損傷の補修

ボディーの傷をそのままにしておくと、塗装面ばかりではなくボディーそのものを腐食させてしまいます。

必要となる可能性のある製品

  • プライマー1 - 例えばプラスチック加工のバンパーなどには、スプレー缶入りの癒着性プライマーが利用できます。
  • 下塗りとクリアコート - スプレー缶入りやタッチアップペン/スティックタイプ2のものが利用できます。
  • マスキングテープ
  • 目の細かいサンドペーパー1

カラーコード

カラーコードの表示ラベルは、ドアピラーに貼付されています。右側リアドアを開けたときに確認できます。

P3+P4-14w20 VIN label with 1 annotation for color code, not China and Saudi Arabia
  1. Ikon röd cirkel 1エクステリアカラーコード
  2. Ikon röd cirkel 2準エクステリアカラーコード

かならず正しい色の塗料を使用してください。製品ラベルの位置については、タイプの表示を参照してください。

小石などによる傷や引っかき傷など塗装面の小さな損傷の修理

p3007 reparera stenskott

塗装面の補修は、車体をよく洗って乾燥させ、気温が15 ℃以上のときに行ってください。

損傷のある表面にマスキングテープを貼ります。剥がれかけた塗装の薄片が取り除けるようにテープを剥がします。

損傷が金属部分に達している場合には、プライマーを使って補修してください。損傷がプラスチック部分に達している場合には、癒着性プライマーを使用するとよりよい結果が得られます。スプレー缶の蓋にスプレーを吹きかけて、薄くブラシで伸ばします。

塗装の前に、非常に目の細かい研磨材を使用して、必要な場所だけ慎重に研磨します(端が一様ではない場合など)。表面をよく洗浄して、乾くまでお待ちください。
プライマーをよく混ぜて、細い筆かマッチ棒などで損傷部分に塗ります。プライマーが乾いたら、下塗りとクリアコートで仕上げます。
引っかき傷の場合も小石による傷と同様に補修しますが、必要に応じてマスキングテープを使用して、傷のない部分を保護します。

 ノート

小石などによる傷で、金属部分に達しておらず、塗装に損傷のない部分が残っている場合には、清掃後すぐ下塗りとクリアコートで処理してください。
  1. 1 必要時。
  2. 2 タッチアップペンのパッケージに含まれているインストラクションに従ってください。

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