磨きおよびワックスがけ
車体の塗装面の艶が失われてきたときや、特に外装を保護したいときは、磨きとワックスがけを行ってください。
新車購入後約1年間はポリッシュの必要はありませんが、ワックスがけをすることはできます。直射日光が当たる場所での磨き、またはワックスがけは避けてください。
磨きやワックスがけは、車両をよく洗い、完全に乾かしてから行ってください。車両に付着したアスファルトやタールなどは、タール用クリーナーやホワイトガソリンを使用して取り除いてください。取れにくいシミなどは、車体塗装面専用の研磨コンパウンドを使用して取り除いてください。
磨き剤で磨いてから、液体または固形ワックスを使用してワックスがけを行ってください。使用する製品に記載されている使用説明書に、かならず従ってください。磨き剤とワックスが、一緒になったタイプもあります。
重要
プラスチック部分、ラバー部分、つや消しまたは半つや消し塗装のパーツにはワックスがけおよびポリッシュ加工を行わないでください。
脱脂剤をプラスチックおよびラバー部分に使用する必要がある場合は、軽くこするようにしてください。柔らかい洗浄用スポンジを使用してください。
光沢のあるトリムモールディングを、磨かないでください。表面に傷が付いたり、光沢が失われたりする場合があります。
研磨剤の入った艶出し剤は使用しないでください。
重要
マットクリアコート
車両にマットクリアコートが施されている場合、不適切な取り扱いによる塗装の損傷を防止するため、以下の点にご注意ください。
重要
マットクリアコートは絶対に磨かないでください。磨くと、塗装にテカリが発生します。
ペイントクリーナー、研磨材、つや出し製品、光沢保護材(ワックスなど)は使用しないでください。このような製品は光沢面専用です。つや消し塗装面に使用すると、表面に著しい損傷(光沢染み)が発生します。
重要
- つや消し塗装面にワックスが付着した場合、標準タイプのホワイトベンゼンを使用してすぐに取り除いてください。
- 車両の塗装面に樹脂、グリースまたはオイルを付着させないように注意してください。跡が残る可能性があります。標準タイプのホワイトベンゼンを使用して、すぐに取り除いてください。
慎重に作業を続け、塗装面を強く押しすぎないように注意してください。