手洗い
- 塗装面に付着した鳥のフンは、すみやかに取り除いてください。鳥のフンに含まれている成分が塗装を急速に変色させます。変色の除去については、ボルボ指定のサービス工場にお問い合わせください。
- 車体の下面の汚れは、水でよく洗い落としてください。
- 泥を含む水がすべて洗い落されるまで車両全体を洗い流してください。洗浄中に引っかき傷ができるのを防止するためです。キーシリンダーなどには直接水をかけないでください。
- 汚れが取れにくい場合は、脱脂剤を温めないで使用してください。この場合、表面が日光によって熱くなっていないように、注意してください。
- 十分な量のぬるま湯と、カーシャンプー(洗車用洗剤)およびスポンジを使用して洗車してください。
- ワイパーブレードは、洗剤を入れたぬるま湯、またはカーシャンプー(洗車用洗剤)で洗ってください。
- きれいで柔らかいセーム皮またはスクレーパーなどを使用して、車体から水分を拭き取ってください。直射日光によって水滴が乾いてしまわないように注意すれば、水滴によってシミがつく可能性が低くなります。シミができると、場合によっては磨いてとることが必要になります。
注意
重要
ヘッドライトに汚れが付着していると、機能に影響します。定期的(燃料補給時など)に、ヘッドライトの清掃を行ってください。
腐食性の洗浄剤やpH値が3.5未満または11.5以上の洗浄剤は使用しないでください。水とノンスクラッチスポンジを使用してください。
ノート
自動洗車機
自動洗車機を使用すると簡単に早く洗車をすることができますが、自動洗車機のブラシでは完全に洗浄できない箇所が多数あります。できるだけ、手で洗車されることをお薦めします。
ノート
重要
高圧洗浄
高圧の水をかけるときは、広い範囲を動かすような動きで、ノズルの先端をボディ面(すべての外装部品に該当)から30 cm以上離してください。キーシリンダーなどには直接水をかけないでください。
ブレーキのテスト
注意
雨や雪の中を長時間走行しているときは、ブレーキペダルを数回軽く踏むようにしてください。摩擦熱により、ブレーキライニングを温めて水分を取り除くことができます。非常に湿度が高いときや冷寒時に発進したときにも、この方法が有効です。
ワイパーブレード
ワイパーブレードにアスファルト、埃、または融雪剤が付着していたり、ウインドスクリーンに虫や氷などが付着していると、ワイパーブレードの耐用年数が短くなります。
ノート
ワイパープレードおよびウインドスクリーンは、洗剤を入れたぬるま湯、またはカーシャンプー(洗車用洗剤)で定期的に洗ってください。
強い溶剤を使用しないでください。
外装プラスチック、ラバー、およびトリムコンポーネント
カラープラスチックパーツやラバー、トリムコンポーネント(光沢のあるトリムモールディングなど)を清掃および手入れするときは、ボルボ純正専用クリーナー(ボルボ・ディーラーでお求めになれます)のご使用をお薦めします。クリーナーの使用説明書の指示に従ってください。
パワーウインド周辺のフレーム、車両のルーフレール、ウインドのドアフレーム*には陽極酸化アルミニウムが使用されています。したがって、これらのパーツを洗うときには、変色防止のため、pH値が3.5~11.5の範囲内のクリーナーのみを使用してください。
重要
プラスチック部分、ラバー部分、つや消しまたは半つや消し塗装のパーツにはワックスがけおよびポリッシュ加工を行わないでください。
脱脂剤をプラスチックおよびラバー部分に使用する必要がある場合は、軽くこするようにしてください。柔らかい洗浄用スポンジを使用してください。
光沢のあるトリムモールディングを、磨かないでください。表面に傷が付いたり、光沢が失われたりする場合があります。
研磨剤の入った艶出し剤は使用しないでください。
重要
洗車するときには、pH値が3.5未満または11.5以上の洗浄剤は使用しないでください。使用した場合、パワーウインドの周辺部やルーフラックなどの陽極酸化アルミニウムパーツが変色する可能性があります。
陽極酸化アルミニウムパーツには、絶対に金属研磨剤を使用しないでください。変色して表面処理が損なわれる可能性があります。
ホイール
ボルボ社が推奨するクリーナー以外使用しないでください。
洗浄後も、ホイールの塗装に付着したブレーキディスクからの金属粉じんが原因でスポークの根元に変色が残ることがあります。多くの場合、やわらかい布とペイントクリーナーを使用してきめ細やかに磨くと取り除くことができます。
特にクロームメッキされたアルミホイールの場合、強力なホイールクリーナーを使用すると、表面にキズやシミが付くおそれがあります。