速度感応式のステアリングホイール操舵力
速度感応式パワーステアリングは、車速が上がるとステアリングを重くしてハンドル操作をしやすくします。高速道路では、ステアリングはさらに重くなります。駐車時や低速走行時はステアリングホイールが軽くなり、少ない力で操舵できます。
出力の制限
パワーステアリングは、まれに出力を制限した状態での作動が必要になることがあり、ステアリングホイールの操作が通常よりも重く感じられることがあります。この症状は、パワーステアリングの温度が上昇しすぎたために一時的に冷却が必要になった場合に発生することがあります。電源の供給が遮断された場合にも発生することがあります。
出力が制限されると、ドライバーディスプレイに パワーステアリング アシスタンスが 一時的に 低下しています というメッセージと、このシンボルが表示されます。
パワーステアリングの出力が制限されているときには、運転者サポート機能およびステアリングアシストシステムは使用できません。
注意
温度が上昇しすぎると、サーボが強制的にオフになることがあります。この場合は、ドライバーディスプレイに パワーステアリング 不具合。安全に 停車してください というメッセージがシンボルとともに表示されます。
ステアリングホイール操舵力を変更する
センターディスプレイで、 をタップします。
「ドライビング」を選択します。
ステアリングを重く設定 のオン/オフ。
ステアリングホイール操舵力の選択は、車両が停止しているまたは低速でまっすぐな状態で走行している場合のみ利用できます。