以下の対話は参考例です。システムの実際の応答は、状況に応じて異なることがあります。
番号をダイヤルする
システムは0(ぜろ)から9(きゅう)までの番号を理解します。これらの番号は、個別に発声する、いくつかのグループに分けて発声する、もしくは番号全体を一気に発声することができます。このシステムは9(きゅう)より大きい番号は処理できません。すなわち、10(じゅう)や11(じゅういち)は理解されません。
音声コマンドを使用した以下の対話により、番号がダイヤルされます。
ユーザーが「番号をダイヤルする」と発声して対話を開始します。
システムは「番号を発声してください」と応答します。
電話番号の数字を個々に発声します(「ろく、はち、なな」のように一桁ずつ)。
いったん休止すると、システムは最後に発声された一連の数字を繰り返します。
続けて番号を発声してください。電話番号の数字をすべて発声し終えたら、最後に「OK」と発声してください。
システムは指定された番号をダイヤルします。
番号を変更するには、「修正」(最後に発声した一連の数字を消去)または「消去」(電話番号全体を消去)と発声します。「繰り返す」と発声すると、システムは電話番号全体を読み上げます。
連絡先に電話する
音声コマンドを使用した以下の対話により、電話帳に収録されている連絡先に電話することができます。
ユーザーが「連絡先に電話する」と発声して対話を開始します。
システムは「名前を発声してください」と応答します。
連絡先の名前を発声します。
連絡先が1件だけ見つかった場合、システムはその連絡先に電話します。連絡先が複数ある場合、システムは目的の連絡先を見つけるために指示を出し続けます。
電話帳で1件の連絡先に複数の電話番号が登録されている場合、名前の後に「携帯」または「職場」などのように発声すると、システムは特定しやすくなります。
詳細コマンド
携帯電話の音声認識コントロール用の詳細コマンドは、メニューシステムMY CAR で の順に進むと表示されます。メニューシステムの詳細については、MY CARを参照してください。