火災および排気ガスに関する注意
- 仮眠中に無意識にアクセルペダルを踏んだり、セレクターレバーを動かすおそれがあり、排気系統の過熱による車両火災や車が走り出して事故が発生する場合があります。
- やむをえず仮眠するときは、必ずエンジンを止めてください。
- 人体に有害な排気ガスが充満し、一酸化炭素(CO)中毒を起こすおそれがあります。
- このような場所でエンジンを始動する場合は、その前に必ずガレージのドアや窓を開放してください。
- 排気ガスが車体の水抜き穴や溶接の隙間、マフラーの腐食部から車内に侵入し、一酸化炭素(CO)中毒を起こすおそれがあります。
- 広い場所でも、しばらくアイドリングする必要があるときは、換気のため窓などを開けるか、エアコンディショナーを作動させてください。
- 熱せられた排気系統に接触するような枯れ草や枯葉、紙、木材など燃えやすい物の上に車を駐・停車しないでください。風や気象条件によって、排気管や排気ガスの熱により火災になるおそれがあります。
- 車の周囲に積もった雪や、特に排気管の出口を塞いでいる雪を取りはらってください。
- 排気管などの排気系統に異常音が聞こえるとき。
- 車の床下まわりに錆が発生しているとき。
- 衝突などにより車が損傷を受けたとき。
- 走行中、路上の障害物などにより損傷を受けたとき。
- 修理や整備が正しく行われていなかったとき。
- その他、車や排気系統が不適切に改造されているとき。
- 車両後方や排気管付近に燃えやすい物があると、火災になるおそれがあり危険です。
- 木材、ベニヤ板などが車両後方にあるときは、車両後端を60 cm以上離して止めてください。隙間が少ないと排気ガスによって変色や変形したり、火災になるおそれがあります。
エンジンルーム内に可燃物などがないことを確認してください。
- 走行前にエンジンルーム内に可燃物の置き忘れがないか確認してください。エンジンや排気管の熱により火災になるおそれがあります。
- 車両を長期間使用しなかった場合は、エンジンルーム内に小動物や鳥類によって持ち込まれた小枝などがないことを確認してください。エンジンや排気管の熱により火災になるおそれがあります。
- 走行中に焦げたような異臭などを感じたときは、ただちにエンジンを止めて車両から離れてください。