Volvo On Call* によるセキュリティサービス
ボルボのセキュリティサービスは、所有者が車両を失う可能性を最小限にとどめることが目的です。車両が盗まれた場合、車両を追跡して、作動不能の状態にできる可能性があります。
車両の電源が切られた場合、VOC の予備バッテリーから電源が供給されます。
特定市場では、セーフティサービスおよびセキュリティサービスの他に、高機能セキュリティシステムがオプションとして提供されています。
Track & Tracing, TT031、 2 の準拠要件を満たすStichting VbVに従って認証されたセキュリティシステム。
盗難通報(TN)
侵入または盗難発生時の VOC サービスセンターへの自動通報(車両のアラームシステムが作動している場合)。
車両のアラームシステムが作動している場合、一定時間経過後、VOC サービスセンターに自動的に通知されます。リモートコントロールキーを使用してアラームをオフにすると、このサービスは中断されます。
盗難車追跡(SVT)
車両の盗難または不正使用が発覚した場合、車両の所有者と警察および VOC サービスセンターが車両の追跡を決定します。VOC サービスセンターは車両にメッセージを送信して、車両の位置を特定します。その後、警察などの機関に連絡します。
ノート
リモートドアロック解除(RDU)
車両のリモートコントロールキーを紛失した場合、または車内に閉じ込んだ場合、PINコードの照合が承認された後、VOC サービスセンターからの支援を受けて、向こう14日以内に車両を遠隔操作でロック解除することができます。承認後、VOC サービスセンターは合意に基づいて車両を遠隔操作でロック解除します。
リモートビークルイモビライザー3
盗難車の監視と作動解除。
車両が盗まれた場合、所有者または関係機関が VOC サービスセンターに連絡します。
ノート
関係機関と連絡を取り合った後、VOC サービスセンターはリモートコントロールキーの機能を無効にして、車両の始動を防止します。作動不能にされた車両を再始動するには、VOC サービスセンターに連絡して、PINコードの照合が承認される必要があります。承認の後、VOC サービスセンターは車両を作動可能な状態に戻します。
不正移動検知 (UMD)*1、2
UMD (Unauthorized Movement Detection) は不正な移動を監視するためのシステムです。
不正な移動には、エンジン停止状態での車両の移動が含まれます。システムが車両の不正な移動を検知した場合、VOC サービスセンターに自動的に通報されます。
不正な移動の例としては、けん引やトレーラーでの輸送などがあります。例えば、エンジンが停止している場合、フェリーやカートレインでの輸送も不正な移動と見なされます。このような状況では、UMD を一時的に解除する必要があります(オーナーズマニュアルの「アラームレベルの引き下げ」を参照してください)。