Pilot Assistによる自動ブレーキ
Pilot Assistには、渋滞時および停車中の専用ブレーキ機能があります。
渋滞時および停車中のブレーキ機能
渋滞時や赤信号など、停止する時間が約3秒以内であれば、自動的に走行が再開します。前方の車両が動き出すまでにそれ以上の時間がかかる場合には、Pilot Assistはオートブレーキによりスタンバイモードになります。
Pilot Assistを再作動させるには、以下の方法を行います。
- ステアリングホイールの ボタンを押します。
- アクセルペダルを踏み込みます。
前方の車両が6秒以内に前進し始めた場合、Pilot Assistは前方の車両への追従を再開します。
ノート
Pilot Assistは最大5分間車両を静止させておくことができます。それ以上経過すると、パーキングブレーキが作動し、機能は解除されます。
Pilot Assistを再作動させるには、パーキングブレーキを解除する必要があります。
オートブレーキの停止
状況により、静止すると同時にオートブレーキが停止して、Pilot Assistがスタンバイモードになることがあります。このため、ブレーキが解除され、車両が動き出す場合があります。運転者はご自分でブレーキをかけ、静止状態に保ってください。
これは以下の状況で発生することがあります。
- 運転者がブレーキペダルに足を乗せたとき
- パーキングブレーキをかけたとき
- ギヤセレクターレバーを P、N または R 位置にしたとき
- 運転者がPilot Assistをスタンバイモードにしたとき
パーキングブレーキの自動作動
特定の状況では、パーキングブレーキが作動して、車両を静止状態に保ちます。
Pilot Assistがフットブレーキで車両を静止状態に保持しているときに以下の状況が発生すると、パーキングブレーキが作動します。
- 運転者がドアを開けるか、シートベルトを外したとき
- Pilot Assistが車両を約5分間以上静止状態に保ったとき
- ブレーキがオーバーヒートしたとき
- 運転者が手動でエンジンを停止したとき