エレクトロニック・スタビリティ・コントロール

アップデートされました 2020/03/19

エレクトロニック・スタビリティ・コントロール(ESC1)は、横滑りの回避を支援し、車両のトラクションを向上させます。

ESCシステムが作動しているときは、ドライバーディスプレイにこのシンボルが表示されます。

ESCシステムによるブレーキはパルス音のように聞こえることがあり、アクセルペダルを踏み込んだときの車両の加速は予想ほど速くないことがあります。

ESCシステムは以下の補助機能で構成されています。

スタビリティ・システム ESC 機能は、運転を手助けし、安全性を向上させるための補助的な運転者サポートであり、交通条件、気象条件および道路条件によっては対応できない状況があります。
ESCは運転者の注意および判断に代わるものではありません。現行の交通規則および規制に従い、ほかの車両と適切な距離をとって、適切な速度で安全に車両を運転することは、つねに運転者の責任です。

スタビリティ機能2

この機能は、個々の車輪の回転と制動力をコントロールして、車両を安定させます。

この機能は低速走行時に作動し、空転する駆動輪にブレーキをかけて、空転していない駆動輪から追加のトラクションが伝達されるようにします。

この機能は、加速中に駆動輪が空転することも防ぎます。

エンジン・ドラッグ・コントロール(EDC3)は、滑りやすい路面を低めのギヤで走行中にエンジンブレーキをかけた場合や、シフトダウンした場合などに、不意なホイールロックを防止します。

走行中の不意なホイールロックは、運転者が車両の制御を失う原因の一つとなります。

トレーラー・スタビリティ・アシスト(TSA5)は、蛇行が発生した場合にトレーラーをけん引している車両を安定させる機能です。詳細については、「トレーラー・スタビリティ・アシスト」の項も参照してください。

ESCスポーツモードを作動させると、TSA はオフになります。