トランスミッション
トランスミッションはエンジンと駆動輪をつなく駆動系(パワートランスミッション)の一部です。トランスミッションの機能は、速度と必要な出力に応じてギヤ比を変更することです。
マニュアルとオートマチックの2つのトランスミッションタイプがあります。
マニュアルトランスミッションは6速、オートマチックトランスミッションは8速です。この変速数は、エンジンのトルクおよびパワーレンジを効率的に活用できることを意味します。オートマチックトランスミッションの場合、ギヤの2つはオーバードライブギヤです。オーバードライブギヤは一定のエンジン回転数で走行しているときに燃料を節約します。
オートマチックトランスミッションでは、手動でギヤを選択することもできます。それぞれのドライバーディスプレイには、現在使用しているギヤまたはギヤポジションが表示されます。
重要
駆動システムのコンポーネントへの損傷を防止するために、トランスミッションの作動温度が点検されます。オーバーヒートのおそれがある場合には、ドライバーディスプレイの警告灯が点灯し、ディスプレイテキストが表示されます。この場合は、指示に従ってください。
ドライバーディスプレイのシンボル
トランスミッションに不具合が発生すると、ドライバーディスプレイにシンボルとメッセージが表示されます。
シンボル | 意味 |
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トランスミッションに関する情報またはエラーメッセージ。推奨される指示に従ってください。 | |
トランスミッションが高温になっているか、オーバーヒートしています。推奨される指示に従ってください。 | |
性能低下/加速性能が 低下しました 動力伝達装置に一時的な不具合が発生した場合、車両は動力伝達装置の損傷防止のため、エンジン出力を制限したリンプホームモードになることがあります。 |