ガイドラインは、その時点でのステアリングホイールの角度に基づいて車両の輪郭の予想進路を示します。これにより、縦列駐車や狭い場所への後退、トレーラーの接続が容易になります。
画面上のガイドラインは、車体後方の地面に引かれたように画面に表示され、ステアリング角に応じて変化します。運転者は、車両が旋回しているときでも、車両の進行方向を確認することができます。
このようなガイドラインには、車両のもっとも突き出た部分(トウバーやドアミラー、車両の角など)が含まれます。
ノート
- 車両に電気的に接続されていないトレーラーをけん引中に後退する際には、ディスプレイに表示されるガイドラインは車の進路であり、トレーラーの進路ではありません。
- トレーラーが車両の電気系統に電気的に接続されている場合には、画面にガイドラインは表示されません。
- 拡大時には、ガイドラインは表示されません。
重要
- リアカメラ画像を選択した場合、モニターには車両後方の様子のみが表示されます。後退中に操舵するときには、車両の横および正面を確認してください。
- フロントカメラ画像を選択した場合も同じです。ディスプレイには車両前方の様子のみが表示されるため、後方を実際に確認してください。
- ガイドラインは最短経路を示します。そのため車両の横に十分注意し、前進中にステアリングホイールを操作する際に横をなにかにぶつけたり、後退中にステアリングホイールを操作する際にフロント部分をなにかにぶつけたりしないようにしてください。
360°ビューのガイドライン*
360°ビューでは、車両の後方、前方、および左右にガイドラインが表示されます(進行方向による)。
- 前進する場合:フロントライン
- 後退時:サイドラインおよびリバースライン
フロントカメラまたはリアカメラが選択されている場合、ガイドラインは車両の進行方向に関係なく表示されます。
サイドカメラ1台が選択されている場合、ガイドラインは後退時のみに表示されます。
トウバー用ガイドライン*
カメラはガイドラインでトレーラーまでのトウバーの予想軌道を表示することにより、トレーラーを接続しやすくします。
牽引棒 (1)を押します。
トウバーの予想軌道のガイドラインが表示されます。同時に、車両のガイドラインは非表示になります。
車両とトウバーの両方のガイドラインを同時に表示することはできません。
さらに精度の高い操作が必要とされる場合、ズーム (2)を押します。
カメラ画像が拡大されます。