燃費を意識した運転がしやすくなるように、瞬間燃料消費量と平均燃料消費量に関する情報が記録されます。トリップコンピューターの情報は、ドライバーディスプレイに表示されます。
トリップコンピューターには以下のメーターが含まれています。
- トリップメーター(走行距離計)
- オドメーター
- 瞬間燃料消費量
- 走行可能距離
- ツーリスト(代替スピードメーター)
距離、速度などの単位は、センターディスプレイのシステム設定で変更することができます。
トリップメーター(走行距離計)
トリップメーターにはTMとTAの2つがあります。
TMは手動でリセットすることができ、TAは車両を使用していない状態が4時間以上続くと、自動的にリセットされます。
走行中には以下の情報が記録されます。
- 走行距離
- 走行時間
- 平均速度
- 平均燃料消費量
トリップメーターを最後にリセットした時点からの数値が適用されます。
オドメーター
オドメーターは車両の総走行距離を記録します。この値はゼロにリセットできません。
瞬間燃料消費量
このゲージは現時点の燃料消費量を示します。この値は約1秒ごとに更新されます。
走行可能距離
トリップコンピューターは、タンクに残っている燃料で走行可能な距離を計算します。
30 km (20 miles)前から現在までの平均燃費と、現在の燃料残量に基づいて、走行可能距離を算出します。
計測器に"----"と表示される場合は、走行可能距離を算出するために必要な燃料が残っていないことを表します。すみやかに給油してください。
ノート
車両走行状況の変動により、若干の誤差が生じる場合があります。
一般的に、経済的な走行を心がけると、走行距離を伸ばすことができます。
ツーリスト(代替スピードメーター)
代替デジタルスピードメーターを使用すると、制限速度標識の単位が車両の計器の表示と異なる地域を走行するときに運転しやすくなります。
デジタルスピードメーターは、アナログスピードメーターの表示と反対の単位で表示されます。アナログスピードメーターの目盛りがmphである場合、デジタルスピードメーターは対応する速度をkm/hで表示します(逆の組み合わせも可能)。