RSI が制限速度の道路標識を検知すると、ドライバーディスプレイにその標識がシンボルとして表示されるとともに、スピードメーターに赤色の表示が追加されます。
制限速度のシンボルのほかに、「追い越し禁止」などの標識も追加2表示されることがあります。
運転者が進入禁止の標識のある道路に進入すると、この標 識2のシンボルがドライバーディスプレイに点滅して警告します。
車両に Sensus Navigationが装備されている場合、車両が間違った方向に進行しているかどうかを特定するために地図の情報も使用されます。
道路標識音声警告 機能がオンの場合、進入禁止の入口方向に走行しているときにも警告音が鳴ることがあります。「ロード・サイン・インフォメーションのオン/オフ」の項の「警告音のオン/オフ」を参照してください。
制限速度または高速道路の終点
RSI が現在の制限速度の終了(高速道路の終点など)を表す「間接的な制限速度標識」を検知すると、対応する道路標識のシンボルがドライバーディスプレイに表示されます。
間接的な制限速度標識2の例:
全制限の終点
高速道路の終点
ドライバーディスプレイのシンボルは10~30秒経過後に消え、次の速度関連標識を通過するまで非表示のままになります。
制限速度の変更
制限速度が変わるときに直接的な制限速度標識を通過すると、対応する道路標識のシンボルがドライバーディスプレイに表示されます。
直接的な制限速度標識2の例:
ドライバーディスプレイのシンボルは約5分後に消え、次の速度関連標識を通過するまで非表示のままになります。
付加的標識
場合によっては、同一道路上であっても、異なる制限速度標識が掲示されている場合があります。このような場合には、付加的標識が表示されることで、複数の制限速度が適用されていることがわかります。また、現在通行中の箇所は、雨や霧発生時には特に事故が発生しやすい場所であることもあります。
雨に関連した付加的標識はウインドスクリーンワイパーが作動しているときにのみ、表示されます。
トレーラーが車両の電気系統に接続されている場合、「トレーラー」の付加的標識の付いた速度標識を通過すると、その速度がドライバーディスプレイに表示されます。
制限速度の中には、特定の距離の走行後、または特定の時間帯のみ適用されるものがあります。このような状況では、制限速度を示すシンボルの下の付加的標識で運転者の注意を促します。ドライバーディスプレイの付加的標識には、「DIST」または「TIME」が表示されます。
ドライバーディスプレイの速度シンボルの下にある空フレームの付加的標識のシンボル2は、RSI が現在の制限速度の補足となる付加的標識を検知したことを示しています。