ドライバープロファイル
車両のドライバープロファイルの数はキーの個数と同じで、そのほかにゲストプロファイルが1つ用意されています。個人設定は、使用中のドライバープロファイルに自動で保存されます。Care Keyを除き、各キーはひとつのドライバープロファイルに関連付けることができます。関連付けられたキーを使用すると、車両は該当のドライバープロファイルの設定を適用します。Care Keyは、つねにCare Keyプロファイルにリンクされており、それに対して制限速度が設定されます。このプロファイルは個人専用としては保護されません。これはゲストプロファイルにも適用されます。ゲストプロファイルは保護またはキーとの関連付けができません。
ドライバープロファイルに保存される設定
ドライバープロファイルが保護されていない限り、車両で行なわれる設定の多くは使用中のドライバープロファイルに自動保存されます。車内で行なう設定は個人用設定またはグローバル設定のいずれかです。ドライバープロファイルには、個人用設定のみが保存されます。
ドライバープロファイルに保存できる設定には、画面、ミラー、フロントシート、ナビゲーションシステム*、オーディオおよびメディアシステム、言語、音声認識などの設定があります。
グローバル設定と呼ばれる設定は、変更可能ですが、特定のドライバープロファイルには保存されません。グローバル設定の変更は、すべてのプロファイルに反映されます。
グローバル設定
グローバル設定は、ドライバープロファイルを切り替えても設定が維持されます。どのドライバープロファイルが有効になっているかに関わらず、設定が維持されます。
グローバル設定の一例は、キーボードレイアウト設定です。ドライバープロファイルXを使用して、キーボードに言語を追加した場合、追加した言語はドライバープロファイルYでも利用することができます。キーボードレイアウト設定は特定のドライバープロファイルには保存されません。設定は共通(グローバル)です。
パーソナル選択
例えばセンターディスプレイの明るさを設定するときにドライバープロファイルXを使用した場合、この設定はドライバープロファイルYには反映されません。明るさ設定は個人用設定であるため、ドライバープロファイルXに保存されます。