充電ケーブル温度のモニタリング

車両のハイブリッドバッテリーをつねに安全に充電するため1、充電ケーブルおよびコンセント用コントロールボックスには、温度のモニタリング装置が内蔵されています。

温度のモニタリングは、コントロールボックスおよびコンセントで行なわれます。

コントロールボックスでのモニタリング

コントロールボックスの温度が高すぎると、充電のスイッチがオフになります。これは電子機器を保護するためです。例えば、外気温が高い場合や、コントロールボックスに強い直射日光が当たっている場合に起こることがあります。

プラグでのモニタリング

プラグの温度が高くなりすぎると、充電電流が低下します。温度が臨界値を超えると、充電を完全に停止します。

 重要

温度モニタリングにより充電電流が繰り返し自動的に引き下げられ、充電が中断した場合には、オーバーヒートの原因を調査して対処することが必要です。

 重要

コントロールボックスとそのプラグは直射日光の当たるところに置かないでください。そのような場合、プラグの過熱保護機能がハイブリッドバッテリーの充電を抑制または中断するおそれがあります。

 重要

充電が意図せず停止した場合は、訓練を受けた有資格のボルボ・サービスメカニックが、充電ケーブルと車両の充電システムを点検する必要があります。また、有資格の電気技師が壁面コンセントを点検する必要があります。
  1. 1 モード2の充電ケーブルによる充電。