パーキングヒーター

車両のプリコンディショニングが作動している場合、必要に応じて、走行前にパーキングヒーターで車内が暖められます。

パーキングヒーターは、ヒーターの2つの補助機能のうちの1つです。ヒーターはエンジンルームの中に取り付けられています。

P6-XC40-1746-Tell tale symbol pre-heater in driver display

このシンボルがドライバーディスプレイに点灯した場合、パーキングヒーターが作動している可能性があります。1

 ノート

ヒーターが作動しているとき1、車両前部の下から煙が発生し、低いブーンという音が聞こえることがあります。車両後部からフューエルポンプのカチカチ音が聞こえることもあります。これは異常ではありません。

パーキングエアコンディショナーのプリコンディショニングがオンで、車内を暖める必要がある場合、パーキングヒーターは自動的に作動します。

燃料の可用性やバッテリーレベル、車内の温度、外気温により、ヒーターの作動時間は変わりますが、30分を超えることはけっしてありません。

 ノート

パーキングヒーターを使用する必要がある場合は、車両の燃料タンクに燃料が十分に入っていることを確認してください。1

パーキングヒーターを使用する必要がある場合は、ハイブリッドバッテリーが十分に充電されていることを確認してください。

 注意

フューエルドリブンヒーター*が装備されている場合、以下の場所ではプリコンディショニングを使用しないでください。
  • 換気ができない屋内の空間。ヒーターを作動させると、排気ガスが排出します。
  • 可燃性または引火性の物が近くにある場所。燃料、ガス、長草、おがくずなどは発火するおそれがあります。
  • ヒーターの排気管が遮られるおそれのある場所。車両前部の下に大量の雪が入ると、ヒーターの換気が妨げられる可能性があります。

 注意

パーキングヒーターから燃料の臭い、異常な量の煙、黒煙、異音が発生している場合、ヒーターをオフにし、可能な場合にはそのヒューズを引き抜いてください。修理については、ボルボ指定のサービス工場にお問い合わせください。
  1. 1 フューエルドリブンヒーターに適用
  2. * オプション/アクセサリー。