リアシートのバックレストを倒す

リアシートのバックレストは、2つのパーツに分かれています。この2つのパーツは、個別に前方へ倒すことができます。

 注意

  • シートの調節およびロックは、走行前におこなってください。シートを調節する際は、注意してください。不適切な調整や不注意な調整を行った場合、手や指などが挟まりケガをすることがあります。
  • 長い荷物を運ぶ場合、急ブレーキ時のケガおよび損傷を防止するため、かならず荷物をひもなどで確実に固定してください。
  • 荷物の積み下ろしは、かならずエンジンを停止してパーキングブレーキをかけてからおこなってください。
  • オートマチックトランスミッション車の場合、誤って動くことのないようにギヤセレクターレバーを P にしてください。

 重要

バックレストを折り畳む場合には、リアシートになにも置かないでください。また、シートベルトもバックルにはめないでください。リアシートの内装を傷付けるおそれがあります。

 重要

センターシートのアームレスト*は、シートを下げる前に起こす必要があります。

倒す前に、リアシートのスルーロードハッチ*を閉じる必要があります。

 ノート

リアシートバックレストを前方に完全に倒す際は、フロントシートを前方に移動するかバックレストを立てる、またはその両方の作業をする必要があります。

電動可倒機能*を使用してバックレストを倒す

電動可倒式リアシートが装備されている場合、カーゴスペースにあるボタンを使用してシートを倒すことができます。リアシートはシート上部のハンドルを使用して倒すこともできます。

 注意

リアシートを自動で倒す場合、乗員が閉じ込められる可能性がないことを確認してください。ボタンを押すだけで自動的に動作するため、リアシートに誰も近づかないようにする必要があります。

カーゴスペースのボタンを使用してバックレストを倒す

P6-CMA-Fold seats buttons in the trunk

リアシートを倒すには、車両が停止しておりテールゲートが開いている必要があります。リアシートに物がなく、だれも座っていないことを確認します。

センターシートのヘッドレストを手動で下げます。
ボタンを長押しします。バックレストの左と右に、それぞれ LR と書かれたボタンがあります。
バックレストのロックが解除されます。最初にヘッドレストが倒れ、次にバックレストが自動的に水平位置まで倒れます。

リアシートのハンドルを使用してバックレストを倒す

P6-1817-XC40-Folding rear seat manually from back seat

リアシートに物がなく、だれも座っていないことを確認します。

P5-Icon red arrow 1

センターシートのヘッドレストを手動で下げます。

P5-Icon red arrow 2

車両の左側および右側シートのバックレストにあるハンドルを前方に引き、それぞれ左側および右側のリアシートを倒します。

バックレストのロックが解除されます。最初にヘッドレストが倒れ、次にバックレストが自動的に水平位置まで倒れます。

バックレストを手動で倒す

リアシートが手動でしか倒せない場合は、リアシートのハンドルを使用して右側および左側のシートを倒します。

P6-1817-XC40-Folding rear seat manually from back seat

リアシートに物がなく、だれも座っていないことを確認します。

P5-Icon red arrow 1

センターシートのヘッドレストを手動で下げます。

P5-Icon red arrow 2

車両の左側および右側シートのバックレストにあるハンドルを前方に引き、それぞれ左側および右側のリアシートを倒します。

バックレストのロックが外れるため、手動で水平位置まで倒す必要があります。

バックレストを起こす

バックレストを直立位置まで起こすときは、手動で行います。
バックレストを起こし/戻します。
バックレストを押して、ロックをかみ合わせます。
ヘッドレストを手動で起こします。
必要に応じて、センターシートのヘッドレストを持ち上げます。

 注意

バックレストを起こして固定すると、赤いインジケーターは見えなくなります。それでも見える場合は、バックレストが正しく固定されていません。

 注意

リアシートバックレストが倒されていた場合には、バックレストおよびヘッドレストが確実に固定されているか確認してください。

リアシートのいずれかに乗員がいる場合には、かならずドア側シートのヘッドレストを起こしてください。

  1. * オプション/アクセサリー。