キックダウン機能
キックダウン1は追い越し時など、最大加速が必要なときに使用できます。
アクセルペダルをフロアの奥まで(通常、フルアクセルと思う位置よりもさらに深く)踏み込むと、ただちに低いギヤにシフトダウンします。これをキックダウンと呼びます。
アクセルペダルをキックダウン位置から戻すと、トランスミッションは再び自動的にシフトアップします。
安全機能
エンジンのオーバーレブを防止するために、トランスミッションコントロールプログラムには、ダウンシフトインヒビターが装備されており、キックダウン機能を制限しています。
トランスミッションは、エンジン回転速度が高いためにエンジンに損傷を与えるおそれがあるようなダウンシフト/キックダウンは許可しません。エンジン回転速度が高い状態では、この方法でシフトダウンしても、なにも起こりません。もともとのギヤがかみ合ったままとなります。
キックダウンすると、エンジン回転速度に応じて、ギヤ位置が1つ、または同時に複数シフトダウンします。エンジンがそのギヤでの最大エンジン回転数に達すると、エンジンの損傷を防止するためシフトアップします。