自動洗車機を使用すると手早く簡単にきれいにすることができますが、定期的な洗浄が必要なすべての車両部分までは洗浄できません。ボルボでは、自動洗車機による洗車を手洗いで補うことをお薦めします。
ノート
新車の場合、最初の数か月間は、自動洗車機での洗車は避けてください。これにより、塗装が完全に硬化します。
洗車前の準備
車両が洗車機の中を移動する自動洗車機の場合は、ホイールの自在な回転を防止する機能をオフにすることが重要です。
- 後付けの補助ライトやアンテナなど、突き出したエクステリアパーツを固定するか取り外します。
- 自動レインセンサー機能がオフになっていることを確認します。洗車中は、ウインドスクリーンワイパーが損傷するリスクを回避するため、ウインドスクリーンワイパーがオフになっている必要があります。
- トンネルコンソールのボタン()を使用して、「静止時オートブレーキ」機能をオフにします。
- センターディスプレイでパーキングカメラビューを選択し、後退時にはパークアシストセンサーとオートブレーキを解除します。車両を再始動すると再起動する場合がありますが、もう一度オフにする必要があります。
洗車中
重要
洗車中は、つねにシートベルトを着用してください。
自動洗車機に進入し、指定の場所で停止します。
ギヤポジションNを選択します。
ノート
シートベルトを外すと自動的にパーキングブレーキがかかるようにすることができます。ギヤポジション N を選択した後、パーキングブレーキのシンボルが点灯している場合は、パーキングブレーキがまだ作動している状態です。洗車機に車両を入れる前に、ブレーキペダルを踏み込みながらパーキングブレーキコントロールを押して、パーキングブレーキを解除してください。
トンネルコンソールのスタートノブを時計回りに数秒間回して、イグニッションを0位置にします。
エンジンが停止し、同時にホイールが自在に回転できるようになります。
車両が自動洗車機の中を移動します。
洗車前に行なった調整を元に戻すことを忘れないでください。
洗車後
ブレーキライニングが濡れた後は、走行中にブレーキペダルを軽く踏みます。これにより、ブレーキが摩擦で温められてより速く乾き、腐食のリスクが軽減されます。
注意
機能を復帰させるため、洗車後はかならずフットブレーキとパーキングブレーキのテストを行なってください。