エアコンディショナー - 仕様

車両のエアコンディショナーシステムは、市場に応じて、R1234yfまたはR134aのいずれかのノンフロン冷媒を使用します。使用されている冷媒の情報は、ボンネットの下側に貼付されている表示ラベルに印刷されています。

エアコンディショナーシステムでは、冷媒とコンプレッサーオイルが使用されます。冷媒の量を示すラベルに関する情報は以下に記載されています。コンプレッサーオイルの規定品質と容量は次表の通りです 。

A/Cラベル

R134a用ラベル

P5-1507-Air conditioning warning sticker

R1234yf用ラベル

P5-1507-Decal air conditioning R1234yf

R1234yfのシンボル説明

シンボル意味
P5-1507-Symbol caution
注記
P5-1507-Symbol A/C-system
移動式エアコンディショナーシステム(MAC)
P5-1507-Symbol Lubricant type A/C-system
潤滑剤タイプ
P5-1507-Symbol Technician type A/C-system
エアコンディショナーシステム(MAC)の整備は、資格および技能を有するメカニックが行なう必要があります。
P5-1507-Symbol Flammable refrigerant
可燃性冷媒

冷媒

冷媒の量は、ボンネットの下側に貼付されている表示ラベルに印刷されています。

R134a冷媒仕様車

P5/P6-1946-Refrigerant weight R134a
  1. P5-Icon red circle 1冷媒の量

 注意

エアコンディショナーシステムには、冷媒R134aが加圧充填されています。システムの点検整備および修理は、かならず資格および技能を有するメカニックが行なってください。

R1234yf冷媒仕様車

P5/P6-1946-Refrigerant weight R1234yf
  1. P5-Icon red circle 1冷媒の量

 注意

エアコンディショナーシステムには、冷媒R1234yfが加圧充填されています。SAE J2845(自動車用A/Cシステムに使用される冷媒の安全な点検整備および格納のための技術トレーニング)に従い、冷媒システムの点検整備および修理は、かならず資格および技能を有するメカニックが行ない、システムの安全を確保する必要があります。

コンプレッサーオイル

容量指定グレード
100 ml (3.38 fl. oz.)PAG SP-A2

エバポレーター1

 重要

A/Cシステムのエバポレーターは、絶対に修理したり、以前に使用していたエバポレーターと交換したりしないでください。新しいエバポレーターは、SAE J2842に基づいて認証および表示されている必要があります。
  1. 1 R1234yf冷媒使用車両にのみ適用されます。