エンジンを始動する

キーが車内にある状態で、トンネルコンソールのスタートノブを使用して車両を始動します。

 注意

出発前に:

  • シートベルトを着用してください。
  • シート、ステアリングホイールおよびミラーを調節してください。
  • ブレーキペダルがいっぱいまで踏み込めることを確認してください。

 重要

充電ケーブルが接続されたままになっていると、車両をオンにすることができません。かならず始動する前に充電ケーブルを抜き、充電ハッチを閉じてください。
P5-21w22-Start/stop switch
トンネルコンソールのスタートノブ
キーが車内にあることを確認します1
シートベルトを着用します。
ブレーキペダルを踏みます。2

スタートノブを時計回りに回して、ノブから手を離します。

車両が始動し、スタートノブが自動的に元の位置に戻ります。

ギヤを D または R に入れます。

One Pedal Driveがオンになっている場合、ブレーキペダルから足を離すと、車両が選択している走行方向に走行します(ただし、車両が上り坂に面していないことが前提です)。

One Pedal Driveがオフになっている場合、アクセスペダルを踏み込むまで車両は停車の状態を保持します。

 重要

3回始動を試みてもエンジンが始動しない場合には、3分待ってからもう一度試みてください。バッテリーが回復すると、始動できる可能性が高くなります。

エンジンをスタートすると、エンジンが始動するかオーバーヒート保護機能が作動するまでスターターモーターが作動し続けます3

通常の条件で始動する際には、車両の電動モーターが優先されます。ガソリンエンジンはオフのままになります。スタートノブを時計回りに回すと、電動モーターが「始動」し、車両が走行を始められる状態になることを意味します。車両が始動すると、ドライバーディスプレイの表示灯が消灯し、プリセットされたテーマが点灯します。

しかし、気温が極端に低い場合や、ハイブリッドバッテリーが充電を必要としている場合などには、代わりにガソリンエンジンが始動する場合があります。

エラーメッセージ

キーを検出できません というメッセージが表示された場合は、キーをバックアップリーダーのそばに置いてから、再度始動を試みてください。

P5-2122-SPA Backup start place in tunnel console
トンネルコンソール内のバックアップリーダーの場所

 ノート

キーをバックアップリーダーの近くに置くときには、車両キー、金属物、電子機器(携帯電話、タブレット、パソコン、充電器など)がバックアップリーダーの近くにないことを確認してください。複数のキー同士を近づけてバックアップリーダーの近くに置いておくと、互いに干渉するおそれがあります。

エンジン始動 システム点検中 お待ちください というメッセージが表示された場合は、メッセージが消えるまで待ってから再度車両の始動を試みてください。

 ノート

ハイブリッドバッテリーが放電している場合、車両は始動できません。

 注意

走行中は絶対にキーを車両から取り外さないでください。

 注意

車両から離れるときには、かならずキーを車外へ持ち出し、車両の電気系統がイグニッション位置0になっていることを確認してください。お子様が車内にいるときには特に注意が必要です。

 ノート

冷寒時、エンジン始動後のエンジン回転数が、通常よりも若干高くなる場合があります。これは、エミッションシステムをできるだけすみやかに正常な作動温度にして有害な排気ガスを抑え、環境を保護するためです。
  1. 1 パッシブスタート装備車の場合、キーを車内の前部に置いておく必要があります。
  2. 2 車両が動いているときは、スタートノブを時計回りに回すだけでエンジンを始動できます。
  3. 3 始動にオルタネーターを使用するKERS車両には適用されません。