セーフティモード起動後の車両の始動/移動
危険な交通状況などで車両がセーフティモードになった場合、システムをリセットしてエンジンを始動し、車両を少し離れた場所に移動させることが可能です。
セーフティモード起動後の車両のリセットと始動
全般的な車両の損傷状況と燃料漏れの有無を確認します。燃料の臭いがしていないことを、かならず確認してください。
わずかな損傷しか見つからず、燃料漏れもなければ、エンジンを始動してください。
注意
ドライバーディスプレイに セーフティーモード オーナーズ マニュアルを 参照してください というメッセージが表示されているときに燃料の臭いを感じた場合は、絶対に車両の始動を試みないでください。ただちに、車両から離れてください。
車両を手動でオフにします。
車両をオンにします。
車両の電子機器がシステムチェックを実行し、通常の状態への回復を試みます。この間、ドライバーディスプレイに エンジン始動 システム点検中 お待ちください というメッセージが表示されます。これには最大で約1分かかります。
その後ドライバーディスプレイの エンジン始動 システム点検中 お待ちください というメッセージが消えると、車両の始動を再度試みます。
重要
ディスプレイに セーフティーモード オーナーズ マニュアルを 参照してください というメッセージが表示され続ける場合は、絶対に走行またはけん引をしないでください。レッカーサービスを使用してください。隠れた損傷があった場合、移動中に車両をコントロールできなくなるおそれがあります。
セーフティモード後の車両の移動
エンジンの始動を試みた後、ドライバーディスプレイに The car is now in normal mode というメッセージが表示され、車両が危険な場所に停止している場合は、車両を慎重に移動させてください。
必要以上に移動させないでください。
注意
車両がセーフティモードになっているときは、絶対に車両をけん引しないでください。ボルボ指定のサービス工場に積載車に載せて搬送してください。