キー

お車はボタンを押さずに車両のロック/ロック解除ができる数タイプのキーに対応しています。
車両は次のタイプのキーに対応しています。
  • 標準キー
  • ボタンレスキー(Key Tag)
  • Care Key

 重要

キーの使用方法は非常に簡単ですが、安全やセキュリティのために、それぞれのキータイプの制限事項を理解しておく必要があります。 そのため、キーとその使用方法に関するセクション全体を読むことが重要です。

ワイヤレスキーおよび車両技術は、他のデバイスに障害を発生させるおそれがあります。 これらの技術を使用したシステムの詳細情報については、このマニュアルの仕様セクションに記載されています。

安全およびセキュリティのため、無防備な場所にキーを放置しないでください。

標準キーとCare Key

標準キーには以下の4つのボタンがあります。
  • ロックボタン
  • ロック解除ボタン
  • トランクハッチボタン
  • パニックボタン

標準キーには脱着式キーブレードも付属しています。 これを使用すると、キーのボタンが機能しない場合やキーのバッテリー残量がない場合でも運転席ドアを開けることができます。

Care Keyの機能は標準キーと同様ですが、Care Keyを使用すると車両に制限速度を設定することができます。

ボタンレスキー(Key Tag)

ボタンレスキー(Key Tag)はボタンがなく、キーの検知範囲内にいるときにドアハンドルにタッチするだけで自動的に車両をロック/ロック解除することができます。

キーの検知範囲

お車は少し離れていてもキーを検知することができるため、ユーザーはキーレスロック/ロック解除機能を使用することができます。 したがって、標準キーのボタンやキーブレードを使用することなく、ドアハンドルに触れるだけで車両をロック/ロック解除することができます。

キーレス範囲

標準キーのボタンは検知範囲が広範囲におよびます。 ボタンを押してもお車が反応しない場合、お車に近づいてみてください。

 ノート

キーの機能は、周囲の電波や建物、地形など外的要因の影響を受けることがあります。 その場合でも、標準キーの脱着式キーブレードを使用すれば、車両をロック/ロック解除することができます。

 重要

車両キーは金属物や電子機器(携帯電話、タブレット、ノートパソコン、充電器など)の近くに置かないようにしてください。

ユーザープロファイルおよびキー

キーを特定のユーザープロファイルに割り当てることができます。 これにより、車両は誰がロックを解除したかを自動的に識別し、そのユーザーのカスタマイズ設定を適用することができます。 プロファイルの詳しい説明をお読みください。

キーの閉じ込み

キーを車内に残したままで車両をロックした場合、キーは一時的に無効になります。 別の有効なキーを使用して車両をロック解除すると、キーは有効な状態に戻ります。

 ノート

追加のキー

お車に付属しているキーの数は限られています。 キーを紛失した場合または追加のキーが必要な場合、ボルボ・ディーラーまたはボルボ指定のサービス工場にお問い合わせください。

 注意

キーにはバッテリーが入っています。 新品および使用済みのバッテリーはお子様やペットの手の届かない場所に保管してください。 バッテリーを飲み込んだ場合、重大な健康被害の原因になります。 損傷したバッテリーまたはキーは使用しないでください。 欠陥品はお子様やペットの手の届かない場所に保管してください。

車内に人を残す場合、車内にキーを残さないようにしてください。 このことは、お子様がいる場合には特に重要です。

車両の解錠システムや始動システムを不適切に使用すると、大ケガを負うおそれがあります。 車両から離れるときは、かならずキーを携行してください。 エンジンを始動でき、システム(パワーウインドなど)を操作できるため、大ケガにつながるおそれがあります。 絶対に、お子様、身体障がい者、または介助が必要な人を車内に放置しないでください。 ドアがロックされることがあり、緊急時に人が車内に閉じ込められるおそれがあります。 例えば、季節により、車内に閉じ込められた人は非常に高い気温または低い気温にさらされることがあります。 走行中または停車しようとしているときには、絶対にキーを抜かないでください。