注意
充電コンポーネントと高電圧
- 車両の充電コンポーネントには、危険電圧がかかり危険電流が流れています。 取り扱いには注意する必要があります。 ユーザーマニュアルに明記されていないことはしないでください。
- ご自身で充電コンポーネントを改造または修理しないでください。 修理または点検整備が必要な場合、ボルボ指定のサービス工場にご連絡ください。
- 自宅用充電設備の設置および修理1は、有資格の電気工事士が行なう必要があります。
- トラクションバッテリーなど車両の高圧コンポーネントに損傷が発生した場合、過熱や火災、大ケガにつながるおそれがあります。 洪水、火災、衝突の発生後など、損傷の危険性がある場合は、車両を使用しないでください。 早急にボルボ指定のサービス工場にご連絡ください。 可能であれば、車両を屋外の、人、建物、物品など引火または延焼につながるおそれがあるものから離れた場所に置いてください。
ペースメーカーまたは同様の機器をご使用中の場合
充電はご使用中のペースメーカーの動作に影響をおよぼすおそれがあります。 植込み型心臓ペースメーカーまたは除細動機能なし植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータをご使用中のお客様は、ご自分で充電操作をしないでください。 他の方にお車の充電をお願いしてください。 また、車両を充電している間は、充電器や充電ケーブルから離れてください。
ノート
12Vバッテリーの充電
高圧バッテリーの充電残量が十分であれば、車両の12Vバッテリーの充電も維持されます。
充電中の結露
充電中、エアコンディショナーからの結露が車両の下に溜まることがあります。 これは正常であり、トラクションバッテリーの冷却が原因です。
充電スタンドまたは自宅のチャージングポイントでの充電
さまざまな公共および民間の充電場所にはACチャージングポイントが設置されています。 ACチャージングポイントはご自宅に設置可能で、通常の充電に推奨される充電方法です。
家庭用コンセントでの充電
お車は通常の家庭用コンセントから充電できます。 この方法はお車の臨時的な充電にのみ適しており、通常の充電方法としては推奨されません。 お車を家庭用コンセントから充電する場合は、安全に充電するために必要となる追加の手順があります。
注意
重要
- 車両の充電には、かならず接地された認可済みの家庭用コンセントを使用してください。
- 通常の家庭用コンセントから充電するときは、最大許容充電電流を超えないようにしてください。 自治体および国からの勧告によって課された制限が適用されることがあります。
- 充電を始める前に、家庭用コンセントのヒューズが充電ケーブルの指定電流に対応できることを確認してください。 ご不明な場合は、有資格の電気技術者に依頼してコンセントを確認してください。
- 雷雨または落雷の危険がある場合、絶対に充電ケーブルを接続しないでください。
充電ケーブル
お車を充電するときに使用する充電ケーブルには、複数の種類があります。 電気自動車を充電するときに使用する標準ケーブルは、Mode 3ケーブルです。 Mode 2ケーブルには複数のバージョンがあります。 Mode 2ケーブルは応急的に使用できますが、日常の充電方法として使用することは推奨されません。
走行中の自動充電
お車は走行中にバッテリー2を自動的に少し充電することができます。 この充電には、フットブレーキで軽くブレーキをかけているときの回生ブレーキとギヤBでのエンジンブレーキが使用されます。 この充電方法は充電スタンドやチャージングポイントの使用に代わるものではなく、制動中に発生する運動エネルギーの一部を再利用するものです。