エンジンクーラントの補充

エンジンの損傷を防ぐために、車両のクーラントの量を点検して、必要に応じて補充してください。

 注意

クーラントを飲み込んではいけません。

クーラントは絶対に飲んではいけません。臓器が損傷するおそれがあります。 クーラントにはエチルグリコール、抑制剤、水などの物質が含まれています。

熱と圧力

エンジンの作動後は、クーラントが高温になっている場合があります。 冷めてからクーラントタンクの蓋を緩めます。 蓋をゆっくり緩めて圧力を抜きます。

 重要

漏れの徴候

クーラント漏れの徴候がある場合、車両を始動しないでください。 エンジンが損傷するおそれがあります。

漏れの徴候は、お車の下にクーラントがたれている、クーラントの蒸気が出る、2L (2クォート)以上のクーラントの補充が必要になった、などの形で現れる可能性があります。

品質指定

  • クーリングシステムの劣化を防ぐため、かならずボルボが承認しているクーラントを使用してください。
  • ボルボは混合済みのクーラントの使用を推奨しています。
  • 濃縮タイプのクーラントを使用する場合は、クーラントと純水を半々の割合で混合してください。 純度がボルボの要件を満たしている必要があります。満たしていない場合は、クーリングシステムが損傷するおそれがあります。 不明な場合はVolvo サポートにお問い合わせください。
  • クーラントのパッケージに記載されている指示に従ってください。
  • 異なるクーラントを混ぜないでください。
  • 絶対に水のみを補充しないでください。 クーラントの濃度が高くても低くても凍結の可能性が増します。
ボンネットを開けます。

クーラントタンクは、エンジンルーム左上のパネルハッチの下にあります。 ゴムシールをエンジンルーム側に引いてハッチにアクセスします。

ハッチロックを外して、ハッチを持ち上げて放します。

クーラントタンクの蓋を外します。

クーラントの量を点検し、必要に応じて補充します。 クーラントの量は MIN マークと MAX マークの間でなければなりません。

クーラントの補充が終わったら、逆の順序で各部品を元に戻します。 すべてが正しく固定されていることを確認してください。