パークアシスト・カメラの機能の限界

パークアシスト・カメラはあらゆる状況ですべてのものを検知できるとは限らないため、動作が制限されることがあります。

運転者はパークアシスト・カメラの以下のような限界について認識しておく必要があります。

 注意

P5-1717-Knapp-PAC Kopplat släp

車両にトレーラー、バイシクルホルダーなどが取り付けられて電気的に接続されている場合、後退中にこのシンボルが表示されているときはさらに注意してください。

このシンボルは、後方のパークアシストセンサーがオフで、障害物を警告することを示します。

 ノート

サイクルキャリアなどアクセサリーを車両の後ろに取り付けるとカメラの視界を遮るおそれがあります。

死角

P5-1617-PAC 360-All camera-views
カメラどうしの視野の間には死角があります。

360°ビューでは、カメラどうしの間で障害物が「消える」ことがあります。

 注意

画面上では隠れている部分が比較的小さく見えても、実際に視界から隠れているのは、相当大きな領域である場合がありますので注意してください。障害物の実際の大きさは、車両がかなり接近するまでわからない場合があります。

カメラの不具合

P5-1617-PAC 360-camera out of order

カメラ領域が黒色で、このシンボルが表示されている場合、カメラに不具合があることを示しています。

次図は表示例です。

P5-1617-PAC 360-view w defect camera
車両の左側カメラに不具合があります。

黒色のカメラ領域

以下の場合にもカメラ領域が黒色で表示されますが、その際にはカメラの不具合を示すシンボルは表示されません

  • ドアが開いている
  • テールゲートが開いている
  • ドアミラーが格納されている

周囲の明るさ

カメラの画像は、周囲の明るさに応じて自動的に調整されます。このため、画質と輝度は若干変化します。明るさが十分ではない場合、画質が低下することがあります。